8月14日(月) コミケ帰りの東北旅行(初めから体力限界編)
コミケ70が終了して7時間後。


私と今回同伴するおーたっちは、『MLえちご』の車内に居ました。

ちなみに私のほうはこの日の朝4時ごろから活動を開始しておりまして(もちろんコミケ会場に始発で向かう為)、正直言いますとこの時点から疲労がピークでした(笑)

『MLえちご』で新潟に到着後、村上行の快速列車に乗車。
そしてその村上駅より一つ手前の快速停車駅である坂町駅、ここが今回の旅行で最初の乗車目的にしていた米坂線の出発点となります。



さて米坂線についての細かい話は米坂線 - Wikipediaを参照してもらう事にしまして(手抜き)、今回は私の乗車したその感想を中心に書き連ねていきます。


この坂町駅ですが、なかなか大規模な駅舎が建てられています。
というのも昔はここに機関区が存在していた為であり、駅前にはその過去を証明するかのようにD51の動輪がモニュメントとして設置されていました。


そして駅舎からホームを挟んだ反対側にはおそらくヤードが広がっていたと思われる広大な空き地が広がっており、一角には扇形機関庫も残っていました。

なおホームは2面4線であり、米坂線の列車は架線の通っていない1番線からの発着となっています。


この米坂線ではキハ40系の他、キハ52形も走っています。
となると、やはり鉄道ファンの心情としてはキハ52形に乗りたいと思うのが常。当然私もそれに乗車出来ればと願っていました。

そして折り返し列車の到着時刻が近づき、やってきた列車は・・・


なんか予想の斜め上を超える車両がやってきたんですけど。

いやー、この出来事によって、ようやく私の半分眠っていた頭も覚醒したと言った感じでしたね。
国鉄色に塗りなおされたキハ58形がJR東に存在する事は知っていたのですが、まさか米坂線でも使用されているとは知りませんでした。


意気揚々として写真を撮っているうちに発車時刻が近づいてきたので、車内へ・・・

うん、実にもったいない。

と言いますのも、この車両は座席が近郊型仕様に変更されていまして、その内装は到底急行型を彷彿とさせるまでには至らないのですよ。

折角のリバイバル塗装なのですから内装の方も当時の姿に戻して欲しいなあというのが率直な私の想いです。
車内の再改装となるとかなり経費がかさんでしまう、と言うのも分からなくは無いですがね。


列車は定刻通り7:11に発車。ちなみに本線側からキハ110形がほぼ同時に発車したのですが、その加速性能の差は歴然としていました(つД`)

坂町駅を発車してからしばらくは田園地帯を走りますが、それもしばらくすると川沿いを走るいかにもローカル線然とした感じに車窓が変化します。
しかし車窓が変化してからも減速することはなく、列車は結構なスピードを出して走ります。線形自体は割と良いのかもしれません。


坂町〜小国間には4つの途中駅がありまして、このうちの2駅で列車交換が可能となっています。

ちなみにそのうちの1つである越後金丸駅では、実際に列車の交換も行いました。


この列車交換については身近にある加古川線を基準として考えてしまうせいかもしれませんが・・・上下線とも1日に5本しか走らない区間で列車交換できる駅が2つもあるということには少し驚きましたね。

※西脇市〜谷川間では列車交換可能な駅が1つもない。ちなみに列車本数は上下線共に9本ずつ


7:55、列車は小国駅に到着。ここでこの列車は20分ほど停車します。

この小国駅はJRの直営駅でして、米坂線の中では規模の大きな駅と言えます。
この駅を発着駅としている列車もあるのですが、結論から言うと交換する列車や接続する列車がやってくる訳でも無しに8:13には発車する訳で・・・「この長時間停車は、何?」と言った所。

あ、この辺りでは再び疲労感が襲ってきたのでホームから撮影した写真しかありません。駅の外には出ていないのですよ。

あとで知ったのですが『東北の駅百選』に選ばれた美しい駅舎だそうで・・・惜しい事をしました(´・ω・`)

小国駅を過ぎると、宇津峠と言う峠区間に入ります。それまで快調に飛ばしてきたキハ58・28コンビも、さすがにこの区間では足が重くなります。


峠区間と言う事もあってか、小国〜今泉間の駅は特に小規模なものが多くなっています。列車交換が可能なのは羽前椿駅のみ。

この区間では並行して走る国道が整備されている事もあり、その為お手軽に撮影できるスポットが多い事も特徴かと思います。
実際にこの日も、国道沿いのわき道に車を止めて撮影をされていた方が大勢居ました。

まあ、この「整備された国道」が米坂線に取って代った交通路である事実を考えると微妙な気分ではありますが・・・



そして9:07に今泉駅到着。ここは山形鉄道との接続駅となっており、構内は割と賑やかな線路配置となっています。

ここで再び長時間停車。発車は23分後の9:30となります。



今泉駅はみどりの窓口も設置されている駅ではありますが、駅舎はこじんまりとした物が建っています。

駅周辺も昔ながらののどかな街並みが広がっており、これらの組み合わせが国鉄時代によく見かけられたような光景を目の前に映し出していました。

ちなみに山形鉄道はJR側に業務を委託しているため、駅舎内では券売機のみの設置となっています。

・・・どこからそんな話が出てきたのか知りませんが、とりあえずいつか二見さんと宿泊して実験をしてみたい所存(*´Д`)


列車の発車時間が近づいてきた9:26、山形鉄道の赤湯方面から荒砥行列車がやってきました。JR西のキハ120形に似た感じの気動車ですね。

小国駅とは違い、ここではこの列車との接続を待って発車となります。

9:30、時刻どおりに発車。ここから米沢までは再び快調にスピードを上げて列車は走ります。

実はこの辺りで再び睡魔がやってきまして、寝たり起きたりしながら車窓を見ていたので記憶が曖昧なのですよ。
ただ、そんな中でも目を見開いて凝視した光景が一つ。

残念ながら写真はありませんが、西米沢駅の駅名標に書かれている次駅表記が

「←みなみよねざわ|ちゅうぐん(なるしま)→」

となっていました。成島駅が何故括弧付けで書かれているのか・・・謎が謎を呼びます。


そんな事を考えるうちに列車は南米沢駅を発車し、米沢駅に到着・・・なのですが、この米沢駅構内へ進入するスピードが異常に遅いのですよ。

時刻表を見る限りでは普段からこのような運転がされているようですが、構内進入〜ホーム到着に3分くらい掛かるのはどういった事情なんでしょう。
これも謎が謎を呼びます。

まあ接続列車に困るような事も無いので、こののんびりとした進入もまた趣があるように思えてしまうわけですが(笑)



そんな訳で米沢駅に到着。ちなみに奥羽本線側は標準軌に改軌されているので、米坂線の列車たちはここで折り返すことしか出来ません。

そうした事情もあって米坂線側の駅構内は操車場の役割も兼ねている様で、側線も含めて気動車が多く泊まっています。
しかも形式もカラーリングもまちまちでして、その中には発車を待つ国鉄色キハ52形も居ました。

・・・が、両端をキハ40系に挟まれていました。残念(´・ω・`)



ちなみにこの米沢駅も小国駅と同じく、『東北の駅百選』に選ばれています。ここはしっかり写真に収めておきました。


と言う事で米坂線乗車紀は以上です。
運行形態や使用車両、沿線風景などが国鉄当時の情景を色濃く残していている、乗っていて楽しい路線でした。

『陸羽東線乗車紀』に続く・・・かも。