1月27日() 都会に残ったローカル線
乗りに行こうと思った経緯等はさておいて。
今回は都会に残されたローカル線、南海高野線(汐見橋線)の乗車紀ですよ。


周辺で工事をしている関係もあってこんな写真しか撮れなかったのですが、汐見橋駅の正面はこんな感じです。

ひび割れが目立つコンクリート打ちっぱなしの駅舎は昭和30年代のもの。周りのビル街からは完全に取り残され、ここだけ時間が止まったような印象を受けます。


駅舎内に入ると目立つのがこの地図。

これはこの駅が出来た昭和30年代の南海電鉄沿線観光案内図だそうです。よく見ると他社の路線も書かれており、なんと淡路島にも路線図が。(参考:淡路交通 - Wikipedia

それでこの地図なんですが、これはこの駅がターミナル駅として機能していた頃に使われていた物です。

今ではすっかり支線の終着駅と化してしまいましたが、その昔はここから高野山方面への列車が発着していました。
その証拠として、この駅は今でも南海高野線の正式な起点駅となっています。


改札を抜けて中に。
改札機自体は本線と同じくICカード対応の物に変わっていましたが、駅名標などはご覧の通り。駅舎と同じく、ここだけ時間が止まったような印象です。

もう少しこの雰囲気を楽しみたかったのですが、まもなく列車が発車しますと言う事でしぶしぶ車内へ。この路線、都会の真ん中にありながら1時間に2本しか列車が無いんですよ・・・

で、車内に入ったのは良いんですけど、その車内に何となく違和感が・・・


・・・乗客、私1人ですか?

いや、まさか都会の真ん中でこんな体験をするとは思いませんでした。


しかしながらやはり都会を走っている事もあり、次の芦原町駅では早速乗客が乗ってきました。2人。
あ、ちなみにこの駅は大阪環状線との接続駅です。


その後もこじんまりとした駅に停車し、数人の乗客を拾って行きます。

基本的に住宅の多い地域を通っているので人が居ないということは無いのですが、どの駅もあまりにこじんまりしすぎていて(というか殆ど放置プレイ)すっかり忘れ去られている感じがしました。

西天下茶屋駅を発車した列車はそれまでの複線から単線になり、高架を登っていきます。


そして終点の岸里玉出駅に到着。この列車はそのまま折り返しの汐見橋行きとなります。

なお、この岸里玉出駅はもともと「岸ノ里駅」と「玉出駅」であった物を1つに統合して出来た駅です。統合以前は汐見橋駅からやってきた列車は岸ノ里駅に到着し、そこから高野線への直通運行も出来たそうで。


しかし岸里玉出駅となってからは汐見橋線専用ホームが設けられ、高野線・本線への直通は事実上不可能となってしまいました。
特に形式的に同じ路線である高野線ホームとかなり離れているのが悲しい所・・・



この後は新今宮からJR大和路線を経由して近鉄道明寺線にも乗ったりしてますが、話が長くなるので割愛と言う事で(´Д`;)ゞ

ただ簡単に触れるとしますと、全体的に放置気味な汐見橋線に比べて道明寺線は同じ2両編成でも新車が導入されていたり等、少なくとも放置された印象は全くありませんでした。
やはり両端に接続路線がある分、需要が多いのでしょう。

そう考えると、今後汐見橋駅には阪神西大阪線(延伸部)が接続することになってますが・・・その時はどうなるのでしょうねえ。
まあ汐見橋駅には難波駅との位置関係など、色々放置されても仕方ない理由があったりしますが。

他にもこの駅は地下鉄なにわ筋線(計画中)との接続駅になるといった話もありますけど、個人的にはこのまま大きな変化も無く在り続いて欲しいなあ・・・なんて事を思ってみたり。

つまる所、この放置された雰囲気がなんとも心地良いのですよ(笑)


そんな訳で、南海高野線(汐見橋線)レポでした。